去る２月２１日(土)、芝・芝浦エリア及び慶應義塾大学三田キャンパスにて「クリエイティブネイバーフッド・カンファレンス」が、開催されました。

芝・芝浦エリアに縁のある方々だけでなく、地域づくりに興味のある方々、デザインやものづくりに興味のある方々など、様々な方々に御参加いただき、多くの交流が生まれました。

カンファレンス午前中は各主催団体により、芝・芝浦の各拠点にて、地域の魅力やポテンシャルを体験するイベントが開催されました。

空間の気持ちのよいSHIBAURA HOUSEで、「EXCHANGE」のイベント。芝浦お住まいのデザイナー遠藤朝恵さんのインストラクションで、オリジナルのクッキー型のカードを作成。

慶應義塾大学武山ゼミのメンバーによる「海外と日本のカルチャーフュージョン」。子供にクリエイティブな遊び場を提供していることでお馴染みの 「しゅんさくの部屋」と様々な国籍の方々とのコラボレーションです。

 慶應義塾大学武山ゼミによる「芝ママ×尖スキ」。芝浦ママ/芝浦パパの中に潜在するちょっと尖った面白いスキルを発掘。

 

午後は慶應義塾大学三田キャンパスG-sec lab にてカンファレンスセッションが行われました。

各主催団体を中心に、芝・芝浦での活動を紹介していただくとともに、未来の街のあり方や”クリエイティブネイバーフッド”にふさわしいこれからの創造性のあり方などについてもお話いただきました。

坂井直樹氏（ウォーターデザイン）と井上裕太氏（TBWA\HAKUHODO\QUANTUM）による「芝浦発デジタルコミュニケーションの行方」

そして最後には芝・芝浦のこれからについて参加者同士で語り合うワールドカフェを実施。企業、マンションコミュニティ、学生など、立場の異なる方々による、様々な観点からの意見交換と交流が実現しました。

街には、住む、働く、遊ぶなど、様々な機能が同居しています。現代の東京都心のように、都市化が進めば進むほど各生活機能が分化していき、便利で機能的になる半面、人と人との交流が疎外されていっているように感じます。人と人との交流、そしてそこから生まれる人の創造性こそが街を生み出すのではないか。そんな想いから始まったこのイベントでしたが、多くの方々との交流により、その確信をさらに強くした1日でした。

（文責・板井）